2008年07月18日
鹿県でも教員採用問題で疑惑発覚!
☆7月18日の「南日本新聞」は、以下の記事を伝えました。
<鹿児島県教育委員会が、特定の教員採用試験受験者の合否を問い合わせた複数の県議会議員に対し、受験者に結果を発送した当日、合否を知らせていたことが17日、分かった。受験者より先に合否が伝わったケースもあると見られる。・・・県教委によると、県議への合否連絡は「少なくとも数年来続いていた」(教職員課)という。県議からの問い合わせは、合否が決まる前も含め、例年数件あった。教職員課長・小中学校と高校の人事管理監3人が、合否結果を発送した後、電話で伝えていた。・・・県教委は発送した日を発表日としており、県議への連絡は「投函後なので事前連絡には当たらない」としている。・・・県教委教職員課の中野健作課長は、「合否には影響がなく、サービスとして行っていたが、大分の事件を受け、改める必要があると判断した。今後は一切対応しない」と話した。
・・・県教委によると、例年、学校関係者らに委嘱する問題作成員約100人が問題作りと採点を担当。採点作業と得点結果のまとめは同じ場所で、複数で点検しながら行い、不正防止を図っているという。
問題作成員、面接官とも家族や親族に受験者がいれば委嘱しない。得点などのデータは委託業者が入力し、県教委の端末からは接続できない仕組み。合否判定資料は金庫で厳重に保管する。最終的には総得点をもとに合否案を決め、県教委の係長級、課長級などで判定した上で教育長が決定する。教職員課は「取得免許の種類なども含め総合的に判断する。どの段階でも複数の担当者が点検するため、不正は行えない」としている。>
★大分のケースに続いて、鹿児島でも似たような事例が一部明るみに出て来た。県教委は、「不正はあり得ない」と主張しているようだが、一市民の立場からすると、基本的な疑問が次々に湧いてくる。
①「問い合わせた複数の県議」は、何故、何のためにわざわざ問い合わせをしてきたのであろうか?②1~2日早く知ることで、一体誰にどんな利益があるのか?③「投函後だから、事前連絡には当たらない」という屁理屈が、一体全体通用するのか?④その県議達は、誰の便宜を図った積もりなのだろうか?⑤また、「複数の」県議とは、他の多くの県議とどのように異なる人々なのか?⑥なぜ、全ての県議ではなく、それら特定の県議にだけ連絡が行ったのか?⑦3人の連絡担当者は、「公僕」(最早死語か?)なのに、何故特定の人々のために、そのような「サービス」をわざわざしなければならなかったのか?⑧鹿児島はコレコレの仕組みだから「不正は行えない」という弁解が通用するなら、一体、大分ではそんな仕組みが全くなかったのだろうか?・・・・・鹿児島のマスコミも、これらの問題をうやむやにすることなく、上記の諸点に付き、今後、厳しい追及を続けて貰いたいものである。
★分かりやすく言えば、その県議達は、自分が口利きを確かにしたんですよ、その成果がこれですよ、という証として、依頼者達にちょっと早めの報告をすることを義務付けられていたのではないのか?というのが、部外者の素朴な疑問である。だって、それ以外に合否問い合わせの理由の説明がつかないのではないか?そうでないというなら、そんな怪しい振る舞いをした以上、その県議達にはそれなりの身の証を立てて貰いたいものである。皆さん、そうではありませんか? <哲>
<鹿児島県教育委員会が、特定の教員採用試験受験者の合否を問い合わせた複数の県議会議員に対し、受験者に結果を発送した当日、合否を知らせていたことが17日、分かった。受験者より先に合否が伝わったケースもあると見られる。・・・県教委によると、県議への合否連絡は「少なくとも数年来続いていた」(教職員課)という。県議からの問い合わせは、合否が決まる前も含め、例年数件あった。教職員課長・小中学校と高校の人事管理監3人が、合否結果を発送した後、電話で伝えていた。・・・県教委は発送した日を発表日としており、県議への連絡は「投函後なので事前連絡には当たらない」としている。・・・県教委教職員課の中野健作課長は、「合否には影響がなく、サービスとして行っていたが、大分の事件を受け、改める必要があると判断した。今後は一切対応しない」と話した。
・・・県教委によると、例年、学校関係者らに委嘱する問題作成員約100人が問題作りと採点を担当。採点作業と得点結果のまとめは同じ場所で、複数で点検しながら行い、不正防止を図っているという。
問題作成員、面接官とも家族や親族に受験者がいれば委嘱しない。得点などのデータは委託業者が入力し、県教委の端末からは接続できない仕組み。合否判定資料は金庫で厳重に保管する。最終的には総得点をもとに合否案を決め、県教委の係長級、課長級などで判定した上で教育長が決定する。教職員課は「取得免許の種類なども含め総合的に判断する。どの段階でも複数の担当者が点検するため、不正は行えない」としている。>
★大分のケースに続いて、鹿児島でも似たような事例が一部明るみに出て来た。県教委は、「不正はあり得ない」と主張しているようだが、一市民の立場からすると、基本的な疑問が次々に湧いてくる。
①「問い合わせた複数の県議」は、何故、何のためにわざわざ問い合わせをしてきたのであろうか?②1~2日早く知ることで、一体誰にどんな利益があるのか?③「投函後だから、事前連絡には当たらない」という屁理屈が、一体全体通用するのか?④その県議達は、誰の便宜を図った積もりなのだろうか?⑤また、「複数の」県議とは、他の多くの県議とどのように異なる人々なのか?⑥なぜ、全ての県議ではなく、それら特定の県議にだけ連絡が行ったのか?⑦3人の連絡担当者は、「公僕」(最早死語か?)なのに、何故特定の人々のために、そのような「サービス」をわざわざしなければならなかったのか?⑧鹿児島はコレコレの仕組みだから「不正は行えない」という弁解が通用するなら、一体、大分ではそんな仕組みが全くなかったのだろうか?・・・・・鹿児島のマスコミも、これらの問題をうやむやにすることなく、上記の諸点に付き、今後、厳しい追及を続けて貰いたいものである。
★分かりやすく言えば、その県議達は、自分が口利きを確かにしたんですよ、その成果がこれですよ、という証として、依頼者達にちょっと早めの報告をすることを義務付けられていたのではないのか?というのが、部外者の素朴な疑問である。だって、それ以外に合否問い合わせの理由の説明がつかないのではないか?そうでないというなら、そんな怪しい振る舞いをした以上、その県議達にはそれなりの身の証を立てて貰いたいものである。皆さん、そうではありませんか? <哲>
6月6-17日、全国共同行動の呼びかけ
変えよう鹿児島、いのちと暮らしが一番大事、さよなら原発
「原発の無い鹿児島を作る会6月5日県庁記者会見
向原祥隆さんに、鹿児島県政についてのインタビュー
2012.07.08のCM ムコハラさんってどんなヒトなの?
5.22 向原祥隆氏 正式出馬表明記者会見 (P2)
変えよう鹿児島、いのちと暮らしが一番大事、さよなら原発
「原発の無い鹿児島を作る会6月5日県庁記者会見
向原祥隆さんに、鹿児島県政についてのインタビュー
2012.07.08のCM ムコハラさんってどんなヒトなの?
5.22 向原祥隆氏 正式出馬表明記者会見 (P2)
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かつて大学受験で子供を入学させる為に議員に依頼し、事前に結果を伝えることで議員の働き掛けを示した事が新聞記事に出ていました。運動したかどうかは別にしても、結果が合格ならそれなりに、不合格であっても運動したことをアピールして恩にきせることが出来る、つまり結果に拘わらず損はないという事です。議員や秘書にとって美味しい仕事なのでしょう。そもそも、そうしなければ合格出来ないレベルの人間が仮に潜り込んだとしても役には立たないでしょうし、本人も辛いと思います。一番の悲劇は、受験した本人が何も知らず、実力で合格したと思ったら不正であり、採用取り消しになるケースでしょう。勿論それでも不正が割り引かれる訳ではありませんが。
Posted by 深川扇橋 at 2008年07月19日 12:47
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