2008年06月10日
アキバ大量殺人により沖縄県議選勝利が霞んでいる!?!
「アキバ大量殺人」により、沖縄県議選の勝利が霞んでいる。加えて、月曜日は「新聞休刊日」。この事件&「休刊日」により、誰が一番喜んだか?紛れもなく自公政権である。沖縄県議選により、自公は、山口補選に次ぐ歴史的な惨敗を喫した。政権基盤そのものの崩壊の序曲である。にも拘わらず、この事実、このインパクトが、アキバ大量殺人により、忌々しくも掻き消された。犯人は、そのことを知るよしもない。悔しい限りであるが、事はそのように進行した。マスコミも、これ幸いとばかりにか、は別として、「大量殺人報道」を我先に先行している。無論、犠牲者17人、なかんずく7名の死者の方々には、ご冥福を祈るしかない。
だが、確実に「福田政権」はこの事件により、”延命”を遂げつつある。沖縄県議選の結果は、音もなく「たかが地方の県議選」の問題として、マスコミにより片付けられようとしている。
町村官房長官は、したり顔で「ナイフが問題。銃刀法の改正を」とのたもうた。だが、そんな問題か??ナイフを規制すれば済むような問題か?では、7人中、3人が死んだ「車」はどうするのか?「車」を規制出来るのか?する積もりか?また、「サバイバルナイフ」「ダガーナイフ」だけが問題なのか?では、どこの家庭にもある「包丁」は、問題ではないのか?どうするのか?
「アキバ大量殺人」の問題は、その犯人の「心」の問題ではないのか?
「アキバ大量殺人犯」は、確かにどこぞの派遣会社の「契約社員」である。先の、江東区・マンション殺人犯も確かそうであった、という。これは偶然か?!?必ずしもそうではあるまい。
小林多喜二の「蟹工船」が最近の流行だと、ネットは伝える。恐らくそうなのであろう。この戦前の底辺労働者の状況が、この間の派遣労働者の現状・現実と相似通っているのであろう。だからこその共感と思える。
では、この実質年収200万円にも満たない、派遣労働者の現状・未来をどうするのか?政権のみならず、社会が真底悩み、答えを出さなければならないことである。結婚も子作りも、持ち家を持つ望みすら抱き得ないフリーターすれすれの1000万人を超えるという若者群を、何故この社会は作り出して来たのか?これは、かの小泉・竹中路線以来の社会事象ではないのか?「郵政民営化」により、アメリカにあらかたの郵貯・簡保=「国民的資産」を売り渡し、従順なポチとして身を委ねてきた日本国民=日本国家は、一体どこで後戻りが効くのか?
「福田総理」のこの間のニンマリとした「笑顔」は一体何事か?国民が不幸になればなるほど自分は嬉しい、「外交」「環境問題」など、国民から不満を突きつけられないテーマになればこんな嬉しいことはないんだ、と言わんばかりの「底抜けの」笑顔に接する度に、やり場のない憤りが募るのは自分ばかりか?つとに虚しさが深まる今日この頃ではある。
だが、確実に「福田政権」はこの事件により、”延命”を遂げつつある。沖縄県議選の結果は、音もなく「たかが地方の県議選」の問題として、マスコミにより片付けられようとしている。
町村官房長官は、したり顔で「ナイフが問題。銃刀法の改正を」とのたもうた。だが、そんな問題か??ナイフを規制すれば済むような問題か?では、7人中、3人が死んだ「車」はどうするのか?「車」を規制出来るのか?する積もりか?また、「サバイバルナイフ」「ダガーナイフ」だけが問題なのか?では、どこの家庭にもある「包丁」は、問題ではないのか?どうするのか?
「アキバ大量殺人」の問題は、その犯人の「心」の問題ではないのか?
「アキバ大量殺人犯」は、確かにどこぞの派遣会社の「契約社員」である。先の、江東区・マンション殺人犯も確かそうであった、という。これは偶然か?!?必ずしもそうではあるまい。
小林多喜二の「蟹工船」が最近の流行だと、ネットは伝える。恐らくそうなのであろう。この戦前の底辺労働者の状況が、この間の派遣労働者の現状・現実と相似通っているのであろう。だからこその共感と思える。
では、この実質年収200万円にも満たない、派遣労働者の現状・未来をどうするのか?政権のみならず、社会が真底悩み、答えを出さなければならないことである。結婚も子作りも、持ち家を持つ望みすら抱き得ないフリーターすれすれの1000万人を超えるという若者群を、何故この社会は作り出して来たのか?これは、かの小泉・竹中路線以来の社会事象ではないのか?「郵政民営化」により、アメリカにあらかたの郵貯・簡保=「国民的資産」を売り渡し、従順なポチとして身を委ねてきた日本国民=日本国家は、一体どこで後戻りが効くのか?
「福田総理」のこの間のニンマリとした「笑顔」は一体何事か?国民が不幸になればなるほど自分は嬉しい、「外交」「環境問題」など、国民から不満を突きつけられないテーマになればこんな嬉しいことはないんだ、と言わんばかりの「底抜けの」笑顔に接する度に、やり場のない憤りが募るのは自分ばかりか?つとに虚しさが深まる今日この頃ではある。
東国原は、宮崎弁で言う“身上がり”そのもの也
沈没寸前「自民丸」からの水汲み出しに懸命な知事2人!
笑ってしまいました;愛すべきキャラ?ー黒騎士より
応援演説で「惜敗を期して」ーここまで来ると付ける薬が・・・
「解散は私が決める」と言い続けた男の哀れな末路・・・
「説明責任」論の陥穽/「友愛」の真義はどこに?ー紹介2点
沈没寸前「自民丸」からの水汲み出しに懸命な知事2人!
笑ってしまいました;愛すべきキャラ?ー黒騎士より
応援演説で「惜敗を期して」ーここまで来ると付ける薬が・・・
「解散は私が決める」と言い続けた男の哀れな末路・・・
「説明責任」論の陥穽/「友愛」の真義はどこに?ー紹介2点
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こんばんは。三年ほど前に、かつての部下と飲んだ時ですが、彼が言ったのは『派遣制度は日本を潰すことになりますよ』でした。私は三回転職の経験がありますが、最初の会社は正社員だけでしたから、余り意識したことがありませんでしたが、半年前まで勤めた会社では社員の六割が派遣でした。それも30代後半までの男女でした。年収が少ないから独身ばかり。男に生活力がなければ相手の女も結婚できない、当然ながら子供も持てないのです。決して定年までの雇用がいいとは思いませんが、販売管理費を流動化しておいて技術の継承を懸念とは、矛盾しています。得るものと失うものは五分五分であることを知るべき時です。
Posted by 深川扇橋 at 2008年06月12日 20:25
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