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Posted by チェスト at

2008年09月13日

小泉濡れ雑巾を絞って安倍→また絞って福田→絞り尽して水滴5個

 「麻生では勝てない。小池でやっと」という小泉の焦りは的を射ている!

 ★根腐れ自民党の命脈はもはや尽きようとしている。7人から5人に絞られたものの、巷では「出来レースの総裁選」「結果が見えているのに何故選挙やるの?」「総裁選は茶番」といった声が世論調査などでもかなり目立っている模様だ。経済政策論議と言ったって、「上げ潮派」と言おうが、「財政再建派」や「どっちつかず」などと言われようが、もと小泉政権ー安倍政権ー福田政権の”同じ釜の飯"を食った連中が、いくら対立だ対極だなどと空騒ぎをしようが、所詮「コップの中のケンカ」か見せかけの対立に過ぎず、国民生活には有害無益の論争に過ぎない。これら5人の中の誰が、「後期高齢者医療制度廃止」を語っているか?誰が、「道路特定財源廃止」を訴えているか?誰が、「消えた年金問題の真の謝罪と根本的解決」を約束しているか?誰が、「天下り全面廃止の官僚制度改革」を叫んでいるか?誰が、「消費税増税なき財政再建」に取り組もうとしているか?ダレヒトリ、イヤシナイ。みんなが、いつもの選挙対策用の空約束を、やや賑やかに唱いまくっているだけである。

 ★麻生が、昨日、「自分が総理になったら、残りの4人を閣僚に起用したい」旨述べたと言われる。まさに、”語るに落ちる”とはこの事ではないか!いかに表面上対立を装っていようとも、みんなが”同じ穴のムジナ”だから、いつでも一緒になれるのである。かつて総裁選で相争った有力政治家が、相手の内閣に諾々と入った試しがあるか?この総裁選がいかに空虚なものかということを、麻生のこの発言は自ら裏書きしている。”対立”の楽屋裏の和気あいあいが透けて見えるではないか。

 ★小泉が、昨日、その前日の発言「何にも言えねえ」を翻して、小池支持を前面に押し出した。その言を見てみよう。「オレは小池に1票入れる。小池総裁が実現すれば、小沢民主党といい勝負が出来る。麻生で衆院選に勝てるのか。国難を救うのは女性首相しかいない」と言ったとされる。ここには、小泉独特の政治勘が遺憾なく吐露されている。今の(国難ではなく)自民党の危機は、女を首相にするというサプライズ以外に乗り切りようがないほど深いものだという小泉の究極の焦りである。いかにも内容のないサプライズだけで国民をだまし通してきた小泉らしい切り込みである。麻生が第1回投票で過半数を超えそうだというこの局面で、フツー元首相が、その筆頭候補の足を引っ張るようなことを言うか?ここには、尋常ならざる小泉の危機感が溢れかえっているのだ。では、「麻生で衆院選に勝てるのか?」という自民党員に対する恫喝が、今から功を奏する余地はあり得るのか?形勢からみて、まずないだろう。とすれば、衆院選敗戦後に旗印を掲げる予備工作か、さもなくば、時代から滑り落ちた元総理の空しい最後の足掻きになる他はないであろう。 <哲>

 ★また、「麻生では勝てない」という小泉の"予言"は、如何に麻生が小物かということの裏書きでもある。「小泉の濡れ雑巾を絞って安倍→また絞って福田→絞り尽くして水滴5個」。麻生は所詮、その水滴5個の内の一つ、少し大き目の水玉に過ぎない。経過上、そのことを知り尽くしている小泉だからこそ言えることであろう。「麻生では勝てない」!これこそ現下の政局の”ヘソ"である。この一点において、筆者は小泉と見解を一にするものである。 <哲>
  

Posted by 代表:岩井哲 at 08:15 │Comments(1) │日本の事

2008年09月13日

太田農水相発言ー日本政治の底が抜けてしまった!

 「安全だからジタバタ騒ぐ必要はない」発言で、今の日本の「無政府状態」が浮き彫りに!

 ★9月12日、太田農水相は、日本BS放送の番組収録で、「汚染米問題」に関して、「人体に影響がないことは自信を持って言える。だから、あんまりジタバタ騒いでいない」と語り、更に「いい加減に問題を扱っているんだろうと言われそうだから、あまり安全だ安全だと言わない。言わないんだけど安全だ」とまで言い放った。また、流通経路の公表の遅れについては、「消費者にも権利があるけれど、事業活動をやっている経営者にも権利がある」などと、唖然ー呆然を通り越す発言を繰り返した。

 ★これを聞いて感じるのは、目下の日本には「政治が全く不在だ」ということである。言い換えれば、「日本政治の底が抜けてしまった」ということである。現実に、福田総理が政権を投げ出し、そのあと政権党の自民党は自らの党内の「総裁選」にうつつを抜かしている。福田は、辞任後、閣僚に対しては、「最後まで職務を全うするように」と訓辞を垂れながら、自らは、「自衛隊幹部会同」を異例にも欠席し、自衛隊幹部全体に「部下の士気が落ちる」と不平が渦巻くような”暴挙"を敢えて行っている。一国の総理大臣="軍"の最高指揮官としてあるまじき大失態と言わなければならない。 <哲>

 ★そう、目下の日本は「無政府状態」にある。だから、国民の食の安全を預かる農水相が、上記のような底の抜けた言いたい放題の放言をし散らかしても、誰も咎める者が政府部内ー政権党の内部にいないのである。だから、野党が「福田総理は、太田農水相を罷免すべきだ」「辞任要求」などと息巻いても、暖簾に腕押しーヌカに釘なのである。罰する上司が国中どこを探してもいなければ、悪徳大臣はまるで野放しである。議会は閉会中、マスコミの追求はほどほど、前の「消費者がやかましい」発言も、更に苦しかった「事務所費問題」も、福田辞任騒動でウヤムヤになり命拾いし、今の太田は図に乗りまくっている。

 ★全国民が、固唾を呑んで見守っている「汚染米」問題。焼酎・菓子に止まらず、学校給食、病院・施設の給食など「食用米」への広がりも底が見えない恐怖がじわじわと拡大しているさ中、肝心要の不正取り締まりの要職にあるはずの農水相が、実質”あんまりジタバタ騒ぐな””言わないけど安全だ”などとは、言いも言ったりではないか!まして、”消費者よりも事業者が大事”というに等しい言辞を吐くなどとは、日本の消費者も何と惨めな悲しい立場に置かれたものか!無責任・責任棚上げを通り越して、太田は、不正業者=詐欺犯の”共犯者=庇護者"にまで成り下がっていると言わねばならない。我々は、太田の即刻の罷免・辞任を要求する!
 
   

Posted by 代表:岩井哲 at 07:46 │Comments(3) │日本の事