2008年12月13日
今こそ閉塞する日本の社会に、NPOの必要性を説く!
ブログサイトFunny Restaurant 犬とレストランとイタリア料理
「yutakarlson」 こと Yutaka Yamada 著
かねてから興味深く愛読しているブログサイトに↑上の犬とレストランとイタリア料理が有りますが、政治的にも経済的にも混迷している現在の日本社会についての興味深い記述が有りました。社会学者も新聞TVのようなマスコミも、現在の日本の経済や政治の仕組みの問題点を批判する事と、「道路財源一般化」「医療制度の充実」「社会福祉に予算を投入」「環境問題重視」等の一時的・部分的な対処療法を掲げる程度で、これといった解決策まで言及している物が無い中で、根本的な社会制度の見直しの必要性と妥当性を説いた記述が有りましたのでご紹介したいと思います。
それは、「NHK「篤姫」視聴率、自己最高の29・2%-なぜ高視聴率なのか?」というタイトルで始まります。
この番組が高視聴率である原因について、現在の日本の社会的な状況を、篤姫が生きた徳川幕府末期の状況と類似しているという事を指摘し、当時の人たちがその頃の幕末の閉塞感と、黒船到来に始まる欧米の植民地政策に晒された日本国の危機的状況のなかで、外国の政治・経済・文化をどのように受入れ、如何にして明治維新の変革を受け入れるきっかけとなったかを説いています。
そのことで諸外国から大きく立ち遅れていた日本が、逆にそのことをチャンスとして近代国家に生まれ変わることが出来ましたが、先進西洋諸国から取り入れ忘れた社会的な制度の一つ「NPO(民間非営利活動法人)」について、未だにしっかりとした形で日本に根付いていない事が、経済的にいくら豊かな社会に見えても、それは一部の資本家や企業家にとってのマネー(バーチャルな資産)の莫大な蓄積で有るだけで、それがもたらす地域的や社会的な不均衡による、食料・エネルギー・労働・教育・住環境等(リアルな資産)の不安定は、何時でもバーチャルな偏った資産の蓄積を、一夜にして泡と帰する危うさを持っていると警鐘しています。
江戸時代の封建社会から、自由経済(エコノミック)を取り入れた明治維新の民間営利企業がもたらした社会革新が有ったように、社会的経済(パブリック)を取り入れた民間非営利活動企業(NPO)による地域(ローカル)社会制度の構築が期待される時代になったと説いています。”「篤姫」が高視聴率なわけ”を題材に、無血開城を成し遂げた明治維新を、現代に再度巻き起こすことが出来るのは、やっぱり民間のパワーしかないと結論付けている様に思われました。<風>
ーNHK大河ドラマ「篤姫」ー
詳細はブログ原文をお読み下さい。↓
NHK「篤姫」視聴率、自己最高の29・2%-なぜ高視聴率なのか?
⇒ http://yutakarlson.blogspot.com/2008/12/blog-post_01.html
12月14日「草の根世直し大行進」
★時間:午後1時 みなと大通公園集合→各参加者が自由に意見を述べる
午後2時 デモ行進開始→
午後3時 高見橋で行進終了~ 午後4時 解散集会
★各自、ゼッケン・プラカード・旗・チラシなどご自由にお持ち下さい
★連絡先:電話:090-2583-6153(岩井)
★ブログ:草の根世直し隊・かごしま http://yonaoshitai.chesuto.jp/ http://yonaoshitai.potika.net/
「草の根世直し大行進」は、いよいよ明日になりました。
ご賛同頂ける方はぜひともご参加下さい。見物や沿道からのご声援も大歓迎いたします。
草の根世直し隊隊長 <風>
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