2009年01月12日

メッセージが届きました

黒騎士さんからメッセージを頂きました。

Sent: Saturday, January 10, 2009 8:05 PM
Subject: 【鹿児島Blog チェスト!】メッセージが届いていました。
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【お名前】黒騎士さん
【メールアドレス】******@docomo.ne.jp
【件名】無知は罪である

【メッセージ】
今晩は。お久しぶりです。さて、昨年七月に証券業界の誰も知らない記録、連続下落記録が出現したと。しかも昭和20年代以来であること。これは異常であるとして連続投稿しました。これは来るべき、恐るべき何かを示しているとも。不幸にも、それは現在の混乱した経済状況を具現しています。今、私は思います。何と!市場の警告を認めない人々が多いかと。我々のような市場と共に生きる人間の言葉は単なる戯言だと思っているのか?と思ったりもしますし、失望もしました。
TVで、金なし、家なし、仕事なし、もがき苦しむ人々を見ていて、たかが半年先も読めない政府・経済界・知識人を情けなく思います。市場に対する無知は罪です。
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 国民の声に耳を傾けようとしない政治家や官僚が、自細胞を無秩序に増殖させる為に身を滅ぼす癌細胞のように、国を滅ぼす因子となっていることは疑いの無い事実です。その事にとっくに気が付いていても全てはわが身が可愛いから、気付いていても気付かない振りをする・・・!。そんな「”あなた”や”私”と同じような人」がこの世に溢れたら、いずれ人類は絶滅するでしょう。それも自然の摂理でしょうか?!。
”無知”は”無関心”から起こる堕落の現象だと思います。 <風>


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Posted by 代表:岩井哲 at 18:44│Comments(8) │世界の事
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今晩は。TVで衆議院本会議で民主党以下の野党が退席、自民・公明の両党により可決されました。空席を見て、もし私が民主党議員であれば『諸君!あの空席を見たまえ。現在は我々の席だが、明日は自民・公明党の諸君が座るべき席となるだろう』。せめて、このくらいは言って欲しかったですね。日本の政治家に欠けてのは、機知・名言(迷言は多いが)だと思います。我が家の末っ子は、大学で英語のレポート提出の為、キューバ危機の際のケネディ大統領、その演説を原語で読んだそうですが、分かりやすく、かつ、格調に満ちた文章だと感じたそうです。
私は末っ子(20歳になりました、即ち選挙権を有するという事です)に言いました。『ケネディの演説に学ぶものは多い。オバマもYES・WE・CAN、誰にでも分かりやすく、明確なメッセージを伝えるのが政治家の演説であるべきだ』と。
Posted by 黒騎士 at 2009年01月13日 22:55
今晩は。昭和51年から平成18年まで証券業界にいたのですが、これほどの市場を通した変遷を経験出来たのは幸いでした。冷戦が終わり、資本主義の勝利と新たな平和の果実を夢見たのもつかの間、宗教と民族、それと反米主義、まるでイスラム全共闘とも思えるような地域紛争。テロリストとは誰なのか?。アメリカ、自国民、それも低所得者を、サブプライムの名の下に隠れた金融工学が演出した、舞踏会に引っ張り出して、『さあ!宴は終わったぞ。皆、出ていけ!』その後には荒れ果てたFQR・SALEの看板のみ。
低所得者はサブプライムで無邪気なほど踊り明かし、中所得者以上は株式投資に、それも短期間に株主還元するように期待するし、それに血道を上げる。高額所得者や機関投資家はヘッジファンドに最大利益還元を要求する。かくして、健全な経済、企業など問題外であり、ヘッジファンドに翻弄された揚句が、株価の暴落となるのは自明です。会社が貪欲な株主に、一時的であれ、支配されるとこうなるという見本です。ただ、あくまでも株式会社は株主のものです。国民であり、そして消費者であり、また投資家でもある。言葉を言い替えれば加害者であり、同時に被害者でもある。
冷戦が終わった時に『これからは先進資本主義と新興資本の戦い』と思いましたが、『これからは民主主義と資本主義の戦いだ』ではなかったかと。
Posted by 黒騎士 at 2009年01月16日 20:48
相当前になりますが、ある党の支持母体会員の結婚式と葬式に行った事がありますが、非常に質素だと感じました。ある人から聞いたのですが、結婚式や葬式などを支持母体の世話人(地区幹部)が仕切っており、彼らは御祝儀や香典を、半ば強制的に支持母体への寄附として、持ち去るのだと。
これが日常の事実であれば、国民に支払う定額給付金のうち、彼ら(会員数がどれくらいなのかは知らないが)から支持母体に流れる金額が相当額であることは間違いない。そして、当然ながら彼らの支持母体は、(特に、勲章と名誉称号が好きな生き神様を筆頭に)が潤うだろう。間違いなく次期選挙で敗北し、都議会も又しかり、であれば慰労金なり退職金なりを、協力した見返りとして、それなりの手切れ金と解釈する人々がいても、何等不思議ではあるまい。一人1万円×会員数、正にタヌキの算用ではあるか。
Posted by つぐろじん at 2009年01月17日 10:04
NHKアーカイブ(安田講堂落城)を見て

24歳の長男と二人で見ました。あれから40年、息子には当時の状況など分かるはずもなく、『学生は誰と戦い、何を訴えようとしたのか?』。学生運動が勝利することなく、いつの間にか単なる過激派として社会か乖離していった過程には、何かしら疑問を感じるのだけど、ただ、あの運動は形を変えながら次の時代に引き継がれたと思います。
2002年に他界した諏訪中央病院院長(元東大全共闘行動隊長)の葬儀で弔文を読んだ元東大全共闘山本議長、その眼は未だに鋭く『この人は決して挫折などしていない』と感じました。山本議長は全共闘に関するインタビューは受け付けないといいます。それだけに貴重な映像だったかと思います。
運動に関わった元東大生のその後も紹介されていました。成田闘争、山谷の日雇い労働者、演劇家、農業、色々な人生であったと思いますが、それぞれに今を強く生きている、と。
Posted by 黒騎士 at 2009年01月17日 12:16
今晩は。
アメリカはオバマ大統領に相当な期待を抱いているようです。さて、日本では派遣切りとか路上生活者(ホームレス)の報道を見掛けます。しかし、昔の様な乞食さんはいません。路上にゴザを引き、『右や左の旦那様。どうぞ哀れと思し召して、御恵みを賜りたく』と哀調を帯びた口上を述べる。お金を入れて貰う為の空き缶を置いていたものでした。所謂、プロの乞い願い人だったかと思います。
何故、彼らは絶滅?したのでしょう。答えの一つは飽食です。飽食自体が一つの罪でありながら、それに気が回らない社会も異常です。24時間、腹が空けば何かを買えるシステム。それは無駄な食料・廃棄しなければならない食料、を前提にしなければ成り立たないのです。まぁー、彼らを餓死から救済したという点において評価出来なくもありません。ついでに言えばコンビニが破棄(賞味期限切れ)するくらいなら、食当たりするリスクもあるけれど、飢えたる人の責任と判断に委ねつつ、贈呈しては如何かと。
Posted by 黒騎士 at 2009年01月23日 23:57
こんにちは。
金融庁のホームページに金融機関全体が抱いているデリバティブ関連の残高が表示されています。昨年9月の保有額は約8000億円、評価損1500億円。19年から処分しているのですが、実現損8000億円です。つまり、1兆6000億円もピーク時に運用していたことになります。
世界の主要金融機関全体では2000兆円の評価損ではないかと推定されていますが、今後さらに膨らむとみられています。デリバティブ残高が2京程度あると言われていましたから、1割が損失となりますが、相当額であることに間違いありません。
昨年から不動産・建設の破綻が目立ちます。次に破綻するのは証券・銀行、というのがバブル崩壊後の経験でした。今日の新聞に政府系金融機関が民間企業に信用供与する、とありました。蛇口をオープンにするに越した事はありませんが、官にそのような能力があるのか?とも思います。それは原資が税金ですから、国民にも関係してきます。
今後、最も注視すべきは外為市場です。オバマ大統領は中国が通貨管理していると、間接的に批判しています。米政府の、強いドルを支持するという、リップサービスを信じる人々は少ないと思います。ドルが弱いのではなく、元や円が強いからという詭弁がまかり通る中で円は新高値になり、輸出国である日本企業の業績は大幅に悪化、株価がダッチロールで下げていく、証券・保険・銀行の含み損が急速に経営を圧迫するパターンかな?これが最悪の場合です。そう言えば、保険会社が大規模合併を発表していましたね。
Posted by 黒騎士 at 2009年01月24日 17:39
宝島社といえば、硬派の雑誌とのイメージがありました。現在は女性向けのファッション誌が主力、しかも数あるファッション誌の中でトップの売上だと言います。男性でファッション誌を読む人はほとんどいないと思います、当然ながら私も初めて知りました。出版業界は休刊・廃刊は言うに及ばず、廃業・倒産が相次いでおり、業界の人から聞いた話ではネットに押されてじり貧だそうです。
では、その状況下で何故?宝島社のファッション誌が売れるのか、です。答は付録と値下げでした。付録と言ってもブランドのネーミングがあり、色々なグッズを自社で企画、海外生産でコストを抑えているのです。加えて雑誌の値下げです、これも今回初めて知りましたが、値下げは出版業界では常識はずれの事だそうです。宝島社は出版業界の異端児っぽいと、昔の事ですが、雑誌を読んだ感想です。ただ読者のニーズを掴んで、タイムリーに出版する(雑誌は生もの、すぐに陳腐化する)姿勢に徹している会社でもあります。
雑誌は広告収入と販売収入で成立しますが、広告スポンサーはNo.1雑誌にしか広告を出さない傾向が強いそうです。いずれ、出版業界に限らず、上位3社くらいしか生き残らない時代が来るのではないか、と。
さて、個人的には50年に一度の不況ではないかと思いますが、たった半年で劇的な、世界的な、経済変動が起きたのは、歴史的には戦争前夜しか例がないのではないか?と考えています。
Posted by 黒騎士 at 2009年02月01日 10:08
☆企業の業績予想が相次いでいますが、経済新聞を読み始めてから数十年、これだけ落差が激しい予想はかつて無かったと思います。トヨタや野村證券、あれだけの会社であればこそ持ちこたえる事が可能なのであって、それが数年続けばあるいは、普通の企業であれば一撃で吹っ飛ぶだろうと思います。
☆トヨタは本格的な減産体制に入ると思いますが、車は部品数に比するだけの下請けがありますから、彼らは想像を超える仕事切りに直面するだろうと思います。住宅を含む不動産不況はどうなのか?不動産は基本的に相対取引であり、それは証券化されたとしても、銀行を通じた資金供給がなければ円滑に動かないのです。それは弊社HDのケースでも同様です。売却したくても全く処分出来ない。見通しが甘い訳ですが、思い返せば、昔勤めた企業で財務リストラを策定・実施した経験から言えば、処分で困難なのが不動産でした。
☆住宅着工が減少すれば、家電製品などの売上にも影響があります。結局あらゆる分野で売上減少⇒収入減⇒消費の低下がありますが、その中で厄介なのは収入が1割減少しても支出を1割削減出来ないという事でしょう。家計において住宅ローンや教育費は固定費(支出の相当分を占める)であり、間違っても値下げなどありません。生活のために、より安い商品(食料品や日用品)を求める訳です。売る側も他店との競争上、値下げしたとして利潤を確保するためには仕入先に単価引き下げを要請しなければなりません。末端の生産者(同時に消費者)も収入減となります。ごく一部の人々は現状維持、多くの人々が悪化する展開であろうかと。
Posted by 黒騎士 at 2009年02月01日 15:26
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