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Posted by チェスト at

2009年02月14日

小泉の麻生斬り/今、日本はデフレ経済下/世の中、詐欺だらけ

 黒騎士さんのコメント 2月13日②より

 ☆小泉さん、最後っ屁かどうか?麻生さんをバッサリでしたが、元々、麻は乱れるものです。それにしても腐っても自民党のはず。それなりに人材がいそうなものですが。

 ☆IT用語に(WISDOM・OF・CROWDS)があります。日本語では集合知と訳されています。ただ、人が集まると往々にしてリーダーの下で従属性と同質性を育むものですし、日本では特に顕著かも知れません。悲しいかな、集団は狂気を呼び集め易いものです。

 ☆これからの時代は独立した人格、多様化し、分散しているけれど、自由と平等、そして正義の下で集約するシステムを構築出来る知恵が必要かも、と思います。

 ☆泣いても笑っても自然解散まで半年強。反自民だから民主党に期待する人々もいるでしょうし、多くの人々にとって、とりあえずChangeなのかも知れません。私は民主党政権が国民や国益に有為であるかどうか、その担保について確信がある訳ではない、それだけは自覚しています。たぶん消去法に従うだろうと思います。最もポピュラーな選択になりそうな気がします。

 黒騎士さんのコメント 2月13①日より

 ☆以前書きましたが、およそ平成バブル崩壊後のリストラを実行した経験があれば、不動産を所有したくない、少なくとも自宅以外は。処分出来ないか、投げ売りしかないのです。

 ☆弊社も散々な決算予想となりました。不動産証券化商品の評価損が600億円!管理職の中には『これで夏の賞与は大幅減決定だなー。潰れてくれたら退職金を満額貰って転職出来たのに』などと言う者もいました。本気か冗談かは分かりませんが、管理職が放言するようでは駄目ですね。弊社のトップは創業者以後、代々が野村證券出身です。天下りかどうかは知りません。ただ、誰も暴走?を止められないのかも知れません。山一証券破綻の時も同様の事がありました。当時の役員(銀行の天下り組)が総務課長(財務リストラ担当)の私に『山一が先に潰れたから、最初に恥をかかずに済んだな。僕の在任中に潰れないようにしてくれよ』まぁー、この程度だから銀行から出されるんでしょうけど。

 ☆貧すれば鈍する、と言います。しかし、人の真価は逆風の中でこそ試されるものです。金持ちには放っておいても人が集まるのだけど。今こそ正念場かなと思っています。一歩も引かない、倒れる時は前のめりでありたいものです。これもサラリーマンの美学です。

 黒騎士さんのコメント 2月11日より

 ☆先般、オバマ大統領のスピーチに『失われた10年』を教訓として、米国恐慌への対応と協力を求めました。これは日本のバブル崩壊後の対応が遅れて長い不況となった事を念頭に置いたものです。

 ☆更に、FRBは議会証言で重大な発言をしました。今後インフレ目標を定めて運営する意向だというものです。既に米国政府は巨額経済対策を打ち出しており、ドルが膨張するのは時間の問題です。

 ☆円キャリーは低金利の円を借りてドルに替える(円売りドル買い)、そのファイナンスが米国経済の熱狂となった理由のひとつである事は間違いありません。

 ☆現在、日米共にゼロ金利となっています。金融関係者はご存知と思いますが、日本国債の種類のひとつに物価連動債があり、実質金利はマイナスです。つまり日本はデフレ経済下にあるという事です。

 ☆経済の運命共同体である米国がインフレ政策へ転換、日本はデフレを克服出来ない。近い将来、円ドルはデフレとインフレという両極の中で、どのような通貨バランスとなるかは明らかです。それこそ未曾有の円高となるでしょう。

 ☆自民党を離党した渡辺さんと、かつてミスター円とあだ名された榊原元財務官、彼らに共通するのは(政府紙幣の発行)政策です。榊原さんは、2003年民主党ネクストキャビネット(次の内閣)の財務大臣候補でした。あの人は今?既に過去の人なのでしょうか。

 黒騎士さんのコメント 2月8日②より

 ☆関西一の相場師?擬似通貨円天?世の中詐欺だらけと思いたくなります。円天で騙された人々の一人を知っています。小さな欲に支配された哀れな老いた婦人でした。まぁー、懲りない人と言った方が正しいかも知れません。

 ☆世の中、元本保証など有り得ないと思うべきです。関西一の相場師に至っては苦笑するしかありません。相場の世界に30年以上在籍した私が断言します。あらゆる可能性を考慮しても勝てない時は勝てないのです。かの伝説的相場師であった是銀でさえ最後は借金しか残らなかったのです。勝ち逃げしか勝てないのが相場です。深入りは禁物と知るべきでしょう。

 黒騎士さんのコメント 2月8日①より

 ☆弊社経営計画策定プロジェクトに参加することになりました。IT企業のそれは証券会社とは違うプロセスであり、その意味で興味津々です。機会があればいずれ述べたいと思います。

 ☆さて、我が国証券市場の歴史を振り返ると、戦後の日本は朝鮮戦争の特需をテコに復興の足掛かりを得たかと思います。簡単に言えば戦争資金(ドル)の一部を米国から受領したことにより経済が潤った。そう理解していますし、ベトナム戦争も同様かと思います。これらはドル外需です。

 ☆内需では東京オリンピック開催による発展があります。ただし(祭の後の淋しさ)翌年の昭和40年は大不況となり、山一証券一回目の破綻(日銀特融)に象徴されるかと思います。その後田中角栄による日本列島改造論が引き起こした過剰流動性が不動産バブルとなり、北海道の沼地まで売買するまでに過熱、そして崩壊。昭和54年?にサウジアラビア金融庁が対日投資(石油収入の還元?還流?)を発表するまで、ダラダラと長期低迷が続きました。

 ☆外部ショックの最初がスターリンの死(朝鮮特需の終りと不況到来の不安)。次がニクソン声明(ドルとゴールドの交換停止)。ベトナム戦争継続に必要なドル増刷をするため、ゴールドとのリンクを除く⇒ドル暴落⇒固定相場から変動相場へ。古来、相場格言に『遠い戦争は買い、近い戦争は売り』とあります。現在では、これは距離ではなく関与の度合い(直接交戦とか)だと認識されています。無償で自由と民主主義のために自国民の血を流し、膨大な軍費を使う国などない、必ずそろばん勘定がありその中に変化の先行き(未来)がある。これが証券界の未来思考です。

 ☆好景気には新たな信用の創造があります。ドルとゴールドの交換停止は通貨の流動性を飛躍的に拡大させたし、サブプライムローンに代表される新しいローンは、本来は仮需であるべき存在を実需にしたか、限りなく近づけた(大いなる錯誤)のです。

 ☆日本企業、特に輸出を中心とした製造業界は設備投資をし、半永久?に繁栄するかのような夢を見たかも知れませんが、実需の消費力ではなく、そもそも大いなる錯誤なのです。

 ☆ラビ・バトラーは『富が偏在する時、経済・市場は自壊する』と述べています。まさに、その通りとなりました。今後、米国監督官庁は新しい信用の創造を監視・規制する方針と聞き及んでいます。であれば長期不況となる可能性が高いと考えなければなりません。
ところで、ドルをどうするか?外為市場で長期下落し続けるのか。それは世界経済にとって極めて不幸です。可能性の一つとして、ドルの減資、現在の2ドルを新1ドルと交換させる方法などもあり得るかと考えています。

  

Posted by 代表:岩井哲 at 11:21 │Comments(2) │日本の事