2008年08月14日

無責任政権は、麻生氏+公明党で又もごまかすのか?

今日のYahoo!ニュースに掲載された記事で、こんな見出しの記事が有りました。

政権運営 「麻生氏-公明党」ラインに主導権?  
 -国内:8月14日2時45分配信 [毎日新聞]-
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080814-00000009-maip-pol

★引用先の記事によると、
<自民、公明両党執行部が臨時国会冒頭に大型の補正予算案を提出するよう福田康夫首相に迫り、国会召集についても9月中旬以降への先送り圧力を強めている。政権安定のため「ポスト福田」を狙う麻生太郎氏を自民党幹事長に取り込んだ福田首相だが、「麻生氏-公明党」ラインが国会の召集時期やテーマなど政権運営の主導権を握りつつある構図が鮮明になってきた。 
            ---中略---

 一方、福田政権の支持率低迷で次期衆院選は苦戦必至とささやかれる自民党内では、「公明党と支持母体の創価学会にそっぽを向かれたら、次期衆院選で自民党は惨敗し、政権の座から転落する」(参院自民党幹部)として、公明党との「二人三脚」を求める声が日増しに強くなっている。
            ---中略---

 首相が臨時国会召集時期について9月上旬を示唆したことについても、自民党側から「それは自民党と政府ですり合わせたものではない。景気対策を考えるとできるかどうか」と異論が出たという。後略 > (Yahoo!ニュースより)

と有ります。

★一方経済欄では、北京オリンピックの高揚感も今ひとつの中、
「4―6月期のGDP、4期ぶりマイナス成長に」と言う記事も出ました。
-8月14日8時33分配信 [日刊工業新]-
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080814-00000005-nkn-ind

★消えた年金問題やガソリン税や後期高齢者医療制度など、国民生活にこれだけ打撃を与え続け置いて、インフレターゲットを目指す間違った政策を取り続ける事で、折角1990年代のバブル崩壊から立ち直りかけていた日本経済を、もう一度崩壊の谷底へと陥れる危険さえ有ります。
[参考]-早わかり「インフレターゲット論」-RIETIより-
http://www.rieti.go.jp/jp/papers/contribution/kobayashi/05.html#note2

今期の上半期の経済不振は、小泉政権から安陪政権へとバトンタッチした去年の行政改革中途頓挫の時の、自民党政権の責任をごまかすために、自公党幹部がやにわに結託し、にわか仕立てした福田政権のあいまい政策が、改革に対する抵抗勢力に対して、後手後手を踏んでしまった事による、内政の失敗が大きな要因と成っていると思います。

この不況寸前の一大事の時に、今度は麻生氏を起用し、行き詰っている外交問題に国民の目をそらして、またしても解散総選挙への時間稼ぎにでもしようと思っているのでしょうか?。

自民党としては、麻生氏を自民党の救世主として立てた積もりだろが、何でもうやむやにしようと言う福田首相を始め、勝ち舞台を整えてからではないと決して表に出ようとしない、麻生氏のような所詮毛並みの良い世襲議員が何人集まろうと、自分を保守する事にしか興味の無い保守自民党の体質は変わりません。つまり、国よりも党が大事と言う根本的な体質改善が出来ない限り、公明党(創価学会)への神頼み成らぬ仏頼みも、何時々々までも続くものでは無い事が解ってきました。

そうなると、問題はいよいよこれからです。
与党内部から、本当に国民の為を思って政策を実行することが出来る信頼できるリーダー達が出てくるのか?、それとも野党(無党派)からでもそれだけの人財を押し立てて、政権交代を起こすかしか有りません。

野党は野党で超党派の布陣を敷いても、この国家の一大事に対して国民に誠意を見せるべき時が来たと思います。
今こそ私たち国民も、国政を任せるべき人を選ぶ責任を一人ひとりが持っていることを自覚するべき時だと思います。

次回の草の根世直し行進は、9月28日(日)を予定しています。ぜひご参加下さい!。  <風>



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Posted by 代表:岩井哲 at 12:15│Comments(0) │時事寸評
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