2008年07月19日
草の根世直し行進は明朝・南日本新聞朝刊に掲載!

南日本新聞7/20(明日日曜日)朝刊掲載予定↑の原稿です。明日の新聞朝刊「県都版」を御覧下さい!
腐った国政を変えませんか!
みんなの力で!
草の根世直し隊・かごしま
鹿児島市民の皆さん! [発起人・岩井哲]
この春、福田・自民党政府は、①「後期高齢者医療制度」のゴリ押しによる「ウバ捨て山」を地でいく究極の年寄りイジメ、②「道路特定財源」の「一般財源化」へのすり替え=”目眩まし”による10年間ー59兆円の強奪のためのガソリン値上げ。膨大な額の無駄遣いの温存のまま、恐らくは来年以降も変わらず、誰のためのモノか分からない道路の見境いのない建設続行、③5000万件もの「消えた年金」も未解決のままの開き直り=今後の年金制度の再構築の完全放棄、更に最近では新たに560万件もの「厚生年金の記録不明」発覚と相次いで、国民生活破壊の上に、民意無視=国民不在の政治をほしいままにしています。
かの「改革詐欺」師=小泉首相の下でインチキ郵政解散により得た衆院3分の2の議席を使い放題使いまくり、何でもかんでも「強行採決」を重ね、これこそ「権力の乱用」に他ならない民意無視のオンパレード、挙げ句の果ては、山口2区の選挙結果を古賀某が「あれは民意ではない」などと言い放ってはばからず、沖縄県議選の結果についても、「あれは一地方選の問題」と複数の自民幹部が切り捨てる。いつからこの国は、自国民に対し、このような民主主義破壊による冷酷無比・酷薄非道な仕打ちを連発して恥じない独裁国に変貌したのだろうか?小泉は暫く前「解散すると大変なことになる。150議席は失うぞ!」と檄を飛ばし、自公権力維持のためにのみ「解散封じ」の画策に狂奔し、「内閣改造すると総選挙が早まる」と意味不明の”目眩まし”作戦に興じている有様です。
皆さん!このまま国政の停滞を放置しておいていいのでしょうか?支持率20%を上下する自民党政権の民意無視の続行をこれ以上許さず、1日も早く総選挙を実施させましょう。そのことにより、民意に沿った政権を誕生させ、長年の悪政で疲弊しきった政治システム&官僚体制を打ち倒し、国民生活の再構築をみんなの力でなし遂げて行こうではありませんか!
7月27日(日)13:00草の根世直し行進
★時間:午後1時 みなと大通公園集合→各参加者が自由に意見を述べる
午後2時 デモ行進開始→市役所前→いづろ通り→天文館→高見橋
午後3時 高見橋で行進終了→中央駅近辺でビラまき(有志)
午後4時 解散→ご希望の方は近くで懇親会=呑ん方
★皆さん、各自思い思いのゼッケン・プラカード・旗・チラシなどご自由にお持ち下さい。
★連絡先:電話:090-2583-6153(岩井)
(当日のデモ開始の時間まで、反復再投稿いたします。これを読まれた方は、是非当日現地に集まってください!)
2008年07月19日
「臭い物に蓋」か?鹿県教員採用「事前連絡」疑惑
☆7月19日の「南日本新聞」は、以下の記事を伝えました。
<鹿県教員・職員採用合否連絡 県議14人「依頼した」
鹿児島県の教員や一般職員採用試験に関して、少なくとも14人の県議会議員が特定の受験者の合否結果を連絡するよう事前に県教育委員会や人事委員会に依頼、個別に回答を受けていたことが18日、南日本新聞の調べで分かった。いずれの議員も「口利きはしていない」としている。県議54人中、同日取材できたのは50人だった。合否連絡を依頼した14人のうち11人が当選3回以上。依頼回数は9人が「複数回」と答えた。大半が「合格通知の郵送直後に連絡を受けた」と語った。ある議員は「教員、一般職員とも10年以上前から依頼していた」と話した。別の議員は「県職員の合格発表直前に教えてもらうのは長年の慣例」と証言した。
支援者から求められたケースが大半。複数の県議が、採用の口利きを頼まれたという。「口利きを断った上で、ぎりぎり許される範囲との判断で、支援者に合否を早く伝えた」と話す議員もいた。依頼方法は「県教委を訪ね教職員課長か課長補佐に頼んだ」「面識のある関係者によろしくと言った」など。ある議員は「結果的に当局にプレッシャーをかけた。反省している」としている。
県議への合否連絡について、県教委は17日の南日本新聞の取材に対し、「複数の県議に対し少なくとも数年来行っていた」と説明していた。中野健作教職員課長は18日、「調べたのは2006年以降」としており、現時点でそれ以前を調べる予定はないという。>
★県議54人中、少なくとも14人が、「口利きはしていないが、事前の合否連絡を依頼した」とのことである。昨日来書いているが、一体何のために結果を事前に(而も、僅か1~2日前に)知る必要があるのか、教える必要があるのか、一般市民にはまるで分からないということである。「県職員の合格発表直前に教えてもらうのは長年の慣例」と言うが、何故そんなことが「長年の慣例」となり得たのかの解明抜きに、「慣例」だから問題ない、認めろというのは全く筋が通らないのではないか。
★「口利きを断った上で、ぎりぎり許される範囲との判断で、支援者に合否を早く伝えた」と話す議員もいた、とのことであるが、これでは「早く伝えることの」メリットは何か、との疑問には全く答えられないだろう。だったら、そんなムダなこと、止めればいいではないか。受かる者は受かる、落ちる者は落ちる、というのが、古来代わらぬ「試験」というものの宿命ではないか。その「宿命」から逃れ、自分だけは自分の家族だけは例外でありたい、と願うのはエゴであり、そんなモノが大手を振ってまかり通る社会を作っては、底なし沼の腐敗に陥るしかないだろう。
★マスコミの突っ込みもやや甘過ぎるのではないか?中野健作教職員課長は、何故2006年以前を調べることを「拒否」するのだろうか?全てをとことんオープンにやって貰いたいものである。何か、「臭い物に蓋」の臭いを感じるのは私だけだろうか? <哲>
<鹿県教員・職員採用合否連絡 県議14人「依頼した」
鹿児島県の教員や一般職員採用試験に関して、少なくとも14人の県議会議員が特定の受験者の合否結果を連絡するよう事前に県教育委員会や人事委員会に依頼、個別に回答を受けていたことが18日、南日本新聞の調べで分かった。いずれの議員も「口利きはしていない」としている。県議54人中、同日取材できたのは50人だった。合否連絡を依頼した14人のうち11人が当選3回以上。依頼回数は9人が「複数回」と答えた。大半が「合格通知の郵送直後に連絡を受けた」と語った。ある議員は「教員、一般職員とも10年以上前から依頼していた」と話した。別の議員は「県職員の合格発表直前に教えてもらうのは長年の慣例」と証言した。
支援者から求められたケースが大半。複数の県議が、採用の口利きを頼まれたという。「口利きを断った上で、ぎりぎり許される範囲との判断で、支援者に合否を早く伝えた」と話す議員もいた。依頼方法は「県教委を訪ね教職員課長か課長補佐に頼んだ」「面識のある関係者によろしくと言った」など。ある議員は「結果的に当局にプレッシャーをかけた。反省している」としている。
県議への合否連絡について、県教委は17日の南日本新聞の取材に対し、「複数の県議に対し少なくとも数年来行っていた」と説明していた。中野健作教職員課長は18日、「調べたのは2006年以降」としており、現時点でそれ以前を調べる予定はないという。>
★県議54人中、少なくとも14人が、「口利きはしていないが、事前の合否連絡を依頼した」とのことである。昨日来書いているが、一体何のために結果を事前に(而も、僅か1~2日前に)知る必要があるのか、教える必要があるのか、一般市民にはまるで分からないということである。「県職員の合格発表直前に教えてもらうのは長年の慣例」と言うが、何故そんなことが「長年の慣例」となり得たのかの解明抜きに、「慣例」だから問題ない、認めろというのは全く筋が通らないのではないか。
★「口利きを断った上で、ぎりぎり許される範囲との判断で、支援者に合否を早く伝えた」と話す議員もいた、とのことであるが、これでは「早く伝えることの」メリットは何か、との疑問には全く答えられないだろう。だったら、そんなムダなこと、止めればいいではないか。受かる者は受かる、落ちる者は落ちる、というのが、古来代わらぬ「試験」というものの宿命ではないか。その「宿命」から逃れ、自分だけは自分の家族だけは例外でありたい、と願うのはエゴであり、そんなモノが大手を振ってまかり通る社会を作っては、底なし沼の腐敗に陥るしかないだろう。
★マスコミの突っ込みもやや甘過ぎるのではないか?中野健作教職員課長は、何故2006年以前を調べることを「拒否」するのだろうか?全てをとことんオープンにやって貰いたいものである。何か、「臭い物に蓋」の臭いを感じるのは私だけだろうか? <哲>